岡熊臣旧宅
- 町指定 史跡
当地は平成8年に津和野町指定史跡となっており、現在の建物は、江戸期後半築とされています。
本屋は茅葺で、四面に瓦葺の下屋をつけ、北西面を背後とし山が控え正面には式台玄関を設けています。正面に向かって玄関の右側に配される土間は2間幅奥行き1間半と狭く、農家の平面(近隣:竹原家住宅)とは差異が確認できます。
「木部の歴史を守る会」により管理され、簡単な展示もしつられてあります。
岡熊臣は国学者として多くの業績をのこしています。(詳細リンク先)
立地は木部地区の南に位置し、津和野から田万川へ抜ける県道17号線沿いの山下の大字から須佐に向かう道に入ってすぐ、1本入ったところにあります。山の尾根先のふもとに位置し周りには水田が広がります。岡熊臣の墓所も一段高い位置に設けてあります。