津和野文化ポータル

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  1. 竹原家住宅

竹原家住宅

  • 町指定 有形文化財(建造物)

竹原家住宅は江戸後期の建築で、古老の伝聞により天保年間(一八三〇年~一八四三年)と推定され、江戸、明治、大正、昭和と続いた農家の様式をそのまま現在に伝えてます。屋根は茅葺で、客を迎える式台、門石、座頭探り戸口、連子戸、神仏棚、提灯箱、囲炉裏かまど、膳棚、水屋、紙屋などが今も残り、江戸期の役付農家(蔵方)の生活様式の形態をそのまま伝えます。

平成十八年五月に町指定文化財に指定されています。

竹原家住宅の立地は津和野から田万川へ抜ける県道17号線の西側で、長野・長福の反対側にあります。小川沿いに細いアスファルト舗装の道を入り、左側の小川沿いの田畑、右側に林が迫る道を上がっていきます。そのうち右手にも若干開けた位置に、入っていける半砂利道がありそのすぐ先に茅葺の竹原家住宅が建っています。

部屋の正式な使われ方など正確なところは定かでないところなどありますが、津和野城下町の町家との平面の相関性が垣間見れます。そのほか、農家らしい仕掛けや津和野・石見らしく紙すきのいっかくも設けられています。

部屋の正式な使われ方など正確なところは定かでないところなどありますが、津和野城下町の町家との平面の相関性が垣間見れます。そのほか、農家らしい仕掛けや津和野・石見らしく紙すきのいっかくも設けられています。

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